2008年3月

　本日、当院のスタッフ第1期1名が、3年間の研修プログラムを修了し、修了証を授与されました。当院は、1年目は矯正臨床全般を出来るようにプログラムを組み、2年目にはウ蝕予防プログラムの立案や、筋機能訓練などの手技の習得、3年目は新人教育を行なうことで自身の知識の整理を行うようにして参りました。やっと第1期生がこのプログラムを終えました。今日は修了証とともに、当院で作成した記章を贈りました。修了生には今後の更なる臨床経験の蓄積や、後輩の指導にますます活躍して欲しいと願っています。今後も患者様や、それ以外の地域の方々にも役に立つようなスタッフの育成と医院の運営を心がけて参りたいと思います。どうぞ何か気づいた際には気兼ねなくお声掛けください。

　今週は春らしくチューリップで統一してみました。今は何処のお花屋さんに行ってもチューリップ真っ盛り。可愛らしいつぼみがいろいろな色で並んでいます。診療を終えたら出来るだけ寒いところに持っていって、長く患者様に楽しんで頂けるよう工夫をしています。

　2004年10月に、秋田県内の若手の歯科医師が、情報交換やお互いの切磋琢磨を行ないながら、そこで得た知識や技術を患者様に提供していく目的で「一水会｣という勉強会が発足しました。その立ち上げの時がたまたま当院の開設の時期に当たり、色々と他の方のお話も伺いたかったので、立ち上げの当初から参加させて頂きました。その際、事務を仰せつかりましたので、今まで会員の皆様にご迷惑をかけながらも続けさせて頂きました。この3月で任期を終え、併せてOB会員となる事になりました。先週の水曜日、任期最後の例会が開かれ、会長である旭北歯科医院の千葉先生の発表で今までの執行部の最後の仕事となりました。

　最初は小さな会でしたが、会員の熱意は相当な物があり、また千葉会長のお人柄もあって現在は20名を越える大きな勉強会となりました。その間、色々多方面にわたる勉強や、会員発表を通じ、会の実力、あるいは参加されている会員の方々の実力も確実に上がったと思います。これからも新体制で、相場新会長を中心に盛り上がって行ってくれるものと信じております。

　歯科医院にかかられる全ての患者様に、満足いただける技術とサービス、情報を提供するためにも、一水会は今後も修練を続けて行きます。OBとなってもその活動をバックアップしていければと考えております。会員の皆様にエールを送ると同時に、市民の皆様も、どこかでその名を耳にしましたら、若手の歯科医が頑張っているなと思って興味を持っていただければ幸いです。

　今週はソルボンヌ、チューリップ、スイートピー、オンシジウムなどを飾ってみました。3月になりましたね。まだ肌寒いですが、日差しは徐々に強くなり、春らしさを感じます。3月は巣立ちの時期、春が来た喜びとともに、少し切ない時期でもあります。チューリップも、温かくなるとすぐに開いてしまい、だらりとなってしまいます。そのほんの僅かの間だけ、美しく咲く花々は、けなげで可憐に見えます。皆さんは今月どんな巣立ちを迎えるのでしょうか。

　3月は、明るいピンク色のスカーフを飾ってみました。目に鮮やかなピンクは春を思わせ、装飾されたお馬さんは、華やいだ祭りの印象を受けます。春はすぐそこ、新しい生活に入っていく方も沢山いらっしゃると思います。今月は華やいだ柄で皆様を応援いたします。