4月に入りました。でもまだ寒い日が続きます。昨年度最後の3月31日に、当院の3年プログラムを無事修了した歯科衛生士、佐藤(右)に修了証と修了を証明するピンバッジを授与しました。彼女は予定よりも早くカリキュラムをすすめ、なかなか大変な3年間の研修であったと思います。研修後は真のプロの歯科衛生士として患者さんへのサービスの提供、そして後輩の育成に当たって欲しいと思います。今までお疲れ様と思う反面、これからの期待も膨らみます。
左は受付けの斎藤です。彼女は歯科における「資格」というものは特に無かったのですが、佐藤と同じ時に入社し、大変な時間を共に努力して支えてくれました。一緒に頑張った仲間に差をつける訳には行かないと思い、子供だましかとは思いましたが「頑張ったで証」を作成しました。こちらの今後も大いに期待したいと思います。
真ん中に、今年入局した鈴木を囲み、平成22年度の締めくくりの記念撮影を行ないました。気付けば横の吉田もすでに5年目に突入し、安心感が増しました。私にとってもそうであるということは、他のスタッフや、患者さんに対してもそうであると思います。良い写真が撮れました。
4月1日から4日まで、大阪で開かれた世界舌側矯正歯科大会に参加してきました。国際大会が日本で開かれる訳ですから、とても楽しみにしていました。舌側矯正の質を上げるためにも、患者さんのニーズに応えるためにもとても大切な研修であると思い、震災後ではありましたが参加してきた次第です。
震災の影響で、海外のスピーカーが何人かいらっしゃれないハプニングはありましたが、私としてはとても勉強になる学会でした。同時に、渡航規制が引かれているとの情報を聴き、その国々の国民を思う気持ちも判るものの、この地で必死に立ち上がろうとしている方々をま近でみている私としては、複雑な気持ちになりました。
10度前後の寒い大阪でしたが、桜は咲き始めていました。早く暖かくなって、東北の太平洋岸にも満開の桜が咲き、皆が希望のまなざしで見上げる姿を想いました。
学会の途中で、関西在住の高校の同級生2名と会いました。何年振りでしょう。でも、大きくは変わっておらずまずは一安心です。こちらでは多くの懐かしい話に花が咲きました。
大変な日々ですが、下を向いてばかりも居られません。秋田に帰れば、たくさんの方々が私を支えてくれています。皆さんに恩返しできるように、少しずつ出来ることをしていきたいと思います。