2008年12月

　本日の診療を持って、年内の診療を終了いたします。今年も多くの方々の、装置を外した時の笑顔を見ることが出来、素晴らしい1年を過ごすことができたと感じています。これもひとえに、多くの患者様が治療の内容・特性をご理解頂き、積極的に治療に向き合って頂けたお陰だと思っております。本当にありがとうございました。

　皆様が手に入れた笑顔が末永く続きますよう、私どもは今後もメインテナンスに努め、また、現在治療中の方々には、一日も早く素敵な笑顔が見られますよう、治療技術も向上して参りたいと思います。もちろん、face to faceのお付き合いですから、それだけではなく、いらした時には楽しく快適に過ごせるよう、スタッフ一同温かい気持ちでお迎えいたします。どうぞ来年以降も宜しくお願い申し上げます。

　新年は1月6日（火曜日）より診療を開始いたします。どなた様も穏やかな良い年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。

　クリスマスイブになりました。昨日の休日を含め、皆様あわただしい中にも何か心温まる冬をお過ごしの事と思います。当院は建物も古くあまり華美な装飾もそぐわないであろうと思い、写真の小さなクリスマスツリーが皆様をお迎えするだけです。小さいながらも木作りで、当院の皆様を迎える心を伝えられれば良いと思っております。お子様にも人気があり、気付くと小窓にかかっている人形の配置が換わっていたりして、興味を持っていただいているのだなぁと思っています。いらしたときにはどうぞチェックしてみてください。

　さて、年末年始のお話をする頃になりました。
　当院では12月28日（日）から2009年1月5日（月）までお休みを頂きます。　

　お休みの間、トラブルがあるとせっかくの新しい年も気持ちよく迎える事が出来ません。何か気になる事があれば、お早めにご連絡ください。また、当院がお休みの時には、「秋田タウン情報」に掲載されている、「秋田矯正医会」の医院において、急患対応をしていただける事になっております。（処置に必要な実費がかかる場合がございます）事前にお電話の上、対応して頂ければと思います。全ての医院がお休みの時には、秋田大学医学部附属病院歯科口腔外科にご連絡をお願いいたします。ご迷惑をおかけいたしますが何卒宜しくお願いいたします。

　お正月のお餅は、年を迎えるにあたり食べないと気がすまないものだと思います。矯正装置が入っていても、基本的に食べられないものは無いのですが、絡まりやすく、トラブルの原因になる事も確かです。
　○すこし小さめにする
　○煮るより焼いたほうが表面がドロドロしない
　○磯辺にしたりきな粉にまぶしたりするとネバネバが歯に当たりづらい
などの工夫をしていただくと、トラブルが起こりづらくなります。
　○そのあと、毛束が1つの歯ブラシで絡まったお餅の場所を磨くのもお忘れなく

　いずれにしても、皆様が楽しいクリスマス、そしてお正月を過ごされるよう、また良い年を迎えられますようお祈り申し上げます。そして、今が勝負真っ只中の受験生の皆さん！！、風邪など引かぬよう身体に気をつけて難局を乗り切ってください！

　今週は、赤と白のアマリリスを中心にいけて見ました。You tubeでもアマリリスの開花の微速撮影があり、綺麗だなあと思っていました。
http://jp.youtube.com/watch?v=aI71C08VUc0&feature=related
豪華な花で年末を締めくくるにふさわしいかと思っていました。

　そうしたら本日、機会があるたびに訪れている宮城県南郷町の「ハニーローズなんごう」さんより、下の写真の綺麗なバラが届きました。
http://www.nango.miyagi-fsci.or.jp/tokusan/t_03.html
グラデーションも可愛らしく、思いもよらず華やかな待合室となりました。クリスマスも近づき、楽しい雰囲気をかもし出しています。色々と暗いニュースも多い今年の年末ですが、暗く過ごすのも、明るく過ごすのも、自分の心次第と信じて明るい年末を過ごしたいと思います。皆様にも明るさ、華やかさのおすそ分けが出来ればうれしいです。

　今週はグラジオラスとソルボンヌ、スイートピーで天高くいけてみました。グラジオラスは本当に上に上に伸びる生命力を感じます。小学校の頃、庭にグラジオラスを植えており、その生命力、躍動感を姉とともに歌にした記憶があります。不思議と歌詞からメロディーまでまだ覚えているんですよね。思い出すとあまりにシンプルで素朴な歌詞に笑みがこぼれてきます。たぶん他の方もグラジオラスを見ると勢いや真っ直ぐさを感じるのではないでしょうか。大好きな花の1つです。

　日曜日に、母方の祖母の所に行って来ました。母の実家は旧平鹿町で、祖母は今は旧増田町の「りんごの里福寿園」
http://www.shinonomekai.net/ringo/ringo.htm
という施設に入っております。幼い頃は良く母に連れられ母の実家を訪ねたものでしたが、このごろはとんとご無沙汰しており、久しぶりの訪問となりました。お伺いしたときには丁度叔母も来ており、忙しい中、お話にも付き合ってもらいました。

　幼い頃、祖母の腕にぶら下がり、家の近所を散歩させてもらった事など、私が忘れていたような事も思い出して話してくださったり、とても97歳とは思えないほど元気に見えました。もちろん、足腰は弱り、記憶も断片的ではありますが、それでも補助器具を使いながら自身で移動し、しっかりとした口調でお話される姿は、昔を思い出すのに充分でした。その蔭にはいつも支えている叔母の力が大きいのだなとも感じ、大変ありがたく思いました。

　20代、30代の頃には考えなかった、老いであるとか、自身がいかに人の厚意で生きているかとか、最近になって気づいたり、考えたりするようになりました。祖母は戦前からの激動の時代を、たくましく生きて今に至ります。のんびりと残りの時間を過ごすことはとても重要だし、必要なことだと思いました。

　自身を振り返ってみると、「40にして惑わず」とはいかず、多くの迷いの中で日々を過ごしています。また、一緒に働いている人たちを見ると、若いのに随分としっかりしているなぁと驚かされます。今、本当に生かされているなぁと思い、自身では周りの人に何が出来るだろうか考えます。誠実に応対する以外、答えは見つからないのですが。とても色々考えさせられる、良い一日でした。また今後も末永く祖母の健康と幸せが続く事を祈る1日となりました。

　今週は黄色を中心に、深まり行く秋（初冬？）をイメージしてみました。季節はすっかり冬になり、庭の柿も葉をすっかり落とし、赤い実だけがカラスに啄まれています。先日は今年最初の忘年会にも出席し、親しい仲間で1年の親交を振り返りました。寒い、寂しいといったイメージの冬ですが、蓄える、休養する、といった次へのステップアップには大変重要な季節です。少し自身をいたわりながら、来年の構想など練り直してみたいですね。