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2009年2月27日

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 今回はグロリオサとオリエンタルユリ(たぶんシベリア)を中心に、キイチゴの枝を散らしてみました。枝ものはやはり大きくなり、広がりが出ます。シベリアもグロリオサもユリ系で、品と華やかさが出ます。春っぽくなってきましたね。

 春といえば、昨日、一昨日は大学の前期試験の日でした。出張で仙台に出かけておりましたが、駅の周りには緊張した受験生と思われる学生さんがいて、随分前の自分を思い起こしました。私が駅近辺を歩いたときには、いつもペデストリアンデッキでエールを送っている応援団の姿は見られませんでした。昔は合格電報の受付などもありましたが、時代は流れ、今はそれも見られなくなりました。しかし、いつの時代も緊張して受験を迎える学生さんの姿は同じように見え、どの方にもエールを送りたくなりました。

 当院でも多くの受験生がこの春を迎えています。皆さんに幸多かれとお祈り申し上げます。

2009年2月23日

 日曜日は、阿部晴彦先生と言う総入れ歯を主として治療を行っている先生の講演を伺いました。総入れ歯の前後的、垂直的、左右的位置決めが、どのような考えのもとされているのか、いつも矯正歯科の方と話すことが多いので、違う視点からの意見が聴いてみたくて参加してきました。

 私が日頃から疑問としていたことは、演者である阿部先生も疑問とされており、既にかなり昔からその問題に取り組んでいることが判りました。しかし、それに対する阿部先生の答えを伺いましたが、その考えに至るまでの色々なバックボーンを理解していない私には、その時間内に理解をすることは出来ませんでした。結論から言えば、もっと知見を広げ、勉強しろと言うことだと思いましたので、まずは阿部先生の著書を読み、その上で今後再度質問などをさせていた書こうと考えています。

 前日の晩から秋田に入られ、懇親会にも出ていらっしゃいました。阿部先生は臨床がすごいだけではなく、人柄も素晴らしいからでしょう、とても多くの人が集まり、私は遅れて行った事もありご挨拶は叶いませんでした。しかし、硬いだけでも息が詰まりますし、砕けてばかりではなにも生まれませんし、そういったバランスを兼ね備えた、魅力的な方であるとお見受けいたしました。

 お年が、私の父と同じ位で、今も現役で診療をし、講演をし、各地を回られてクオリティの高い仕事をしていることに驚きました。開業地は仙台で、中心街の大通りを少しそれたところにあり、私もしょっちゅうその前を通ります。講演も「~~さぁー」と仙台弁で、とても親しみやすい方でした。私は一方的に好意を持ちましたが、多くの先生方から支持される所以もそこらへんにあるのかもしれません。見習う所を多く感じられた講演会でした。ありがとうございました。

2009年2月18日

 昨日、お世話になった先生に挨拶をする為、久しぶりに大学に行ってきました。その先生は、歯学部の1期生で、秋田の先輩でもあります。私が入学した当初から(私は21回生)面倒を見てくださり、秋田県人会を大切にしてこられました。また、その後は指導教官としても、私たち学生の目線に立ち、やさしく、そして厳しく指導してくださいました。そもそも人としてどうあるべきかを教わったような気がします。

 そんな先生も、今年で退官なされます。先生の今までの教えに感謝し、そして色々とつながりの深かった21回生として、通常の謝恩会とは別に先生と一席設けさせては頂けませんでしょうかと言うお願いで伺いました。私たちが習っていたころと何ら変わりなく、元気でいらっしゃるお姿に驚きました。人間、何か目的を持ち、張り合いを持って生きるとこうも若々しいのかと思いました。

 ありがたさを伝えたいと思っていた矢先、またも教えられた気がして気が引き締まりました。いつの日か引退する時が来ても、ピシッとしていたいものです。どうもありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。

2009年2月14日

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 先日、車に乗っていたら懐かしい歌がラジオから流れてきました。アニタ・ベイカーの「ラプチャー」です。2004年に10年ぶりのアルバムを出したと言うことで、特集が組まれていました。子育てや色々でブランクがあり、今はもう50台だそうです。今のアルバムが上記のもので、歌声は伸びやかで変わっていないなぁと思いました。

 大学2年ですからもう20数年前、「ラプチャー」が盛んに流れている頃、私と、今は神宮前矯正歯科で頑張っている斎宮先生と、歯学部大勢、それに理学部、工学部、経済学部などのメンバーが集まってサークルを作りました。パーティーを企画したり、ドライブをしたり、毎晩のように集まっては次の企画を夜遅くまで考えました。そのサークル名が、このアルバムから頂いた「ラプチャー」でした。皆がとても好きで、思い入れの深い曲です。正直その頃は勉強そっちのけで、サークルのことに没頭していました。

 時は随分と流れ、当時のメンバーも元気にやっているものもいれば、連絡を取っていない方もいます。でも、斎宮先生と僕はなぜか同じ道に進み、今も元気にやっています。不思議な気になります。

 アニタ・ベーカーも10年のブランクの後、いい仕事をしています。歳やブランクは関係なく、良い準備をすれば良いものが生まれると言うことだと思います。アルバムを購入して、じっくり聴きながら自身のこれからすべき準備を考えたいと思います。

2009年2月10日

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 今週は、見事なむらさきの、大きなアジサイを見つけたのでそれを中心に、ミモザを周りに散らしてみました。アジサイは少し前から花屋さんで見かけていました。季節はもっと後なのでしょうが、美しさに購入してしまいました。また、ミモザは小さな花ながら、カクテルの名前になったり、歌の題になったり(確か「ミモザの咲く丘で」と言う曲で釣りバカ日誌の映画のエンディングテーマになっていたような・・・。誰が歌っているかは判りません。)、存在感がある花です。可愛げな、可憐な花ですよね。少し暖かくなってきた雰囲気を待合室で醸しだしています。

2009年2月 6日

 1月に入ってから、転勤が決まって県外に転居される方が数名居られました。1月も移動の時期のようです。矯正治療中に転居が決まった方は、できるだけ早くお教え頂ければ幸いです。転居先の信頼できる矯正専門医を探して、今までの治療に関する資料を作成し、新しい先生に速やかに転医できるようにいたします。皆様が安心して矯正治療を受けられますよう、「日本臨床矯正歯科医会」会員は全国で、また海外への転医システムを構築しております。長期に渡る矯正治療を安心して受けていただけるよう、最大限の努力をいたしますので、安心して治療をお受けください。

 また、矯正治療を受けたいが、春には転居があるかもしれない方もいらっしゃいます。その様な方は転居先で治療を始められたほうが宜しいかと思いますが、右も左もわからない土地で、信頼できる先生を探すのも一苦労かと思います。そういった方の相談も受けることが良くあり、しかるべき先生を御紹介しております。治療中に関わる先生が多くなるほど、患者さんのモチベーションは下がるものだと思います。そうならない様、タイミングも含めて考えて参ります。お悩みの方はご相談ください。

2009年2月 3日

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 この前、「夢をかなえるゾウ」(写真 水野敬也著)と、「チルドレン」(伊坂幸太郎著)を読みました。「B型の説明書」以来、電車でも本が読めるようになり、機会があれば最近は本を読んでいます。
 
 「夢をかなえるゾウ」は、著者も書いている通り、ビジネス本、あるいは自己啓発本と中身は同じかもしれない内容です。しかし著者はそれにストーリを乗せ、ずっと読みやすく、また前向きにもう一度自分を考え直しやすいように作り変えています。歳をとると、この本の主人公のようにいささか冷めた目でこういった本を読みがちなのですが、純粋に読むとなかなか考えて作られている本だと思いました。私も今、少し自分を変えている最中です。

 「チルドレン」は、最近映画でも、ドラマでも話題になっている作家のものです。短編なのですが、本を通して一つのつながりが出てきます。短編と思って飛ばさずに読んだほうが良さそうです。作者は出身大学が一緒で、物語に出てくる場面も仙台の思い出される景色が多く、以前から興味を持っていました。電車で本が読めるようになってから、やっと読むことが出来ました。こちらも、読者を楽しませるべく、色々な工夫がちりばめられており、最後まで楽しく読むことが出来ました。

 どうしても、古典は素晴らしく、新作はうがった目で見てしまいがちな自分がいます。歳をとり固定観念にとらわれるようになったのでしょうか。でもこの2作品は作者の意図が感じられ、楽しく読むことが出来ました。また最近読んでいない古典的な文学作品も、高校や大学のときに読んだのとはまた違う感想を持ちそうです。これを機会に、また色々な読書を楽しみたいと思います。

 このブログの中で紹介した本は、待合室に置いておく事にしました。ちょっと待ち時間が長くなってしまうことが申し訳ございませんがあります。どうぞ、楽しい本を読みながら、お待ち頂ければと思います。

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山内歯科・矯正歯科 院長 山内 積

山内歯科・矯正歯科
http://www.yama-ortho.info/
院長 山内 積

【略歴】
1991
東北大学歯学部卒業
1991
東北大学歯学部矯正科入局
その後、矯正専門開業医勤務を経て
1997
山内歯科矯正歯科医院勤務
2004
山内矯正歯科医院開院
2012
山内歯科矯正歯科へ院名変更

【所属学会】
日本矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
日本顎関節学会
日本顎変形症学会
日本臨床矯正歯科医会
東北矯正歯科学会