ここの所忙しく、ブログの更新も怠りがちです。お花も飾っているのですが、アップしていない週が続きました。やっつけ仕事といわれても仕方ないのですが、今飾っているお花をアップしました。拡大してみたらピンボケで、申し訳ありません。
今週は、久しぶりの週末を楽しみました。楽しむと言っても、ここの所週末返上で色々とやる事があったので「週末を楽しむ」=「何もしないでボーっとする」ということです。心と体の洗濯になりました。
週があけると、6月3日の水曜日には、お昼から午後にかけて秋田市の1歳半検診を行ってきました。1歳半くらいは、歯科領域では「感染の窓」といわれる時期で、お子様の口の中に常在細菌が定着する時期です。この時期に、歯にとっての悪玉菌が住み着かなければ、あるいはごく少なければ、そのお子さんは虫歯の危険性がその後も低い事がわかっています。お子さんだけでなく、親御さんにもそういった情報提供を行うのも、検診の大きな役割です。多くのお子さんを泣かせてしまいましたが、泣きながらも頑張って大きなお口を開けてくれて嬉しく思いました。検診が終わるとハイタッチで帰るお子さんもいらっしゃり、いつもながら楽しいものです。
翌、6月4日は、虫歯予防デー、既にこの世には居りませんが私の祖父の誕生日でした。3日の診療終了後、仙台に移動し、4日は終日顎変形症学会に出席してきました。たくさんのお世話になった方、先輩、後輩に合い、楽しく勉強してきました。顎変形症学会は、矯正歯科だけでなく、口腔外科、補綴科、など歯科の中でも多岐に渡る科が協力して出来ている学会です。普段なかなかお会いできない方とお会いできたり、お話を聴いたりできて、とても為になりました。
6月6日は、秋田市歯科医師会が行なっている「良い歯のコンクール」に歯列の審査者として参加してきました。こちらも、歯の大切さを啓蒙するイベントで、昔と比べ、虫歯の無い子供が増えたとはいえ、秋田県は全国の中でも最も虫歯の多い部類の県です。昨今の学力テストや、体力テストで優秀な成績の秋田県だけに、健康意識の向上も是非行いたいところです。このコンクールは優劣を競うのではなく、このコンクールに参加される皆さんは健康な歯と歯ぐきを持っているので、今後も末永く自分のお口の中を健康に保ってくださいね、という意識を持ってもらうためのイベントです。当院のスタッフ3名も一生懸命働いていましたし、参加された児童生徒も、皆さん大きなお口をあけて、素敵な笑顔で検診を受けてくださいました。今だけでなく、後々まで健康な状態を保って頂きたいと思います。
先のブログでスケジュールだけお伝えしましたが、今週は色々なイベントが盛りだくさんで、診療時間が減り、皆様にはご迷惑をおかけいたしました。また、ブログのアップなども間が開き、申し訳ありません。しかし、皆さんのお口の中の健康を促進する為の仕事をしていると思い、全体的には歯科医師の大きな責務の一端を果たしていると考えています。何卒ご理解いただきますよう宜しくお願いいたします。