2010年8月

　今週はアジサイとユリ、ゲットウの実でいけてみました。毎年アジサイがとてもな所があり、昨日はドライブでそこを通ってみたのですが、今年の暑さのせいか既に茶色に干からびてしまっていました。土植えのアジサイは結構強いようで、毎年これくらいまではきれいに咲いていたのですが。よほどの暑さだったのでしょうね。当院の中はエアコンで涼しく、きれいに白く咲いています。

　先週土曜日は、歯科衛生士不在での診療でしたので、結構疲れました。丁度両親から食事券を貰っていたので秋田キャッスルホテルのアゼーリアに行って食事をしてきました。昔家族で行ったときとメニューなどは違いましたが、美味しくいただいてきました。両親に感謝です。料理もキレイで写真でも撮りたかったのですが、他のお客さんもいる中、無粋かなと思い写真はありません。日曜日は当院のデザインを担当してもらっているOpの野口君と「ガイオ」と言うお店で打ち合わせをしてきました。これも為になり、かつ楽しい時間でした。

　連続での外食でしたが、先に医師の受診をしてから、食事に気をつけ、軽い運動も続けてきました。その結果、今年の春には57キロくらいの体重でしたが、測ってみると53キロ台になっていました。特に他には何もしていないのですが、健康な生活をすることの大切さを改めて感じました。「医者の不養生」では皆さんの健康にちゃんと寄与できるかわかりません。自分の心と体が健康であることに感謝です。

　今日からまた普通の日々です。講習から帰ってきた歯科衛生士は、とても勉強になったようです。オンとオフをしっかりしながら地域医療に貢献して行きたいと思います。

　今週から待合室の壁掛けを別なスカーフに変えました。夏は少し過ぎてしまいましたが、まだ暑い日が続いているので、水と貝の柄です。涼しげな感じをかもし出しています。楽しんでください。

　今日、明日と、歯科衛生士が東京での講習会に参加のため、私と受付だけの診療です。少しまごついたりして、日頃一緒に働いている彼女たちの実力を改めて感じます。今回のセミナーは、対象が歯科衛生士でしたので私は参加できませんでした。歯周病のメインテナンスに関するお話で、当院で保定に入った患者さんのためには欠かせない講義です。また力をつけて帰ってくるかと思うと心強い限りです。

　こちらも夏から少し遅れて、海っぽい飾りです。3年前に沖縄に行った時のお土産に買って来た貝のタペストリーと、それとは別に購入していた船のオブジェです。またまた夏っぽくしてしまいました。先日見たテレビでは、船を置くのは風水上良いみたいです。良い気が入ってきて、当院にも、当院に通われる皆様にも幸運が訪れることを祈ります。

　あと少しで9月。過ごしやすい季節もすぐそこです。勉強の秋、食欲の秋、読書の秋、皆さんはどんな秋を過ごされるのでしょうか。迎える季節も楽しみです。

　今週はフウセントウワ、ワレモコウ、ケイトウ、コスモスを活けてみました。少し前はあまりに暑すぎるせいか、お花もそう出ておらず、暫く別な飾り物を飾っていました。やっとお花が出てきたと思ったらすっかり秋の花です。まだまだ残暑は続いていますが、季節もだんだん移っているのでしょう。ましてや秋田は北東北。秋の来るのも早いと思います。夜は過ごしやすくなり、虫の声も聴こえてきました。どんどん時は流れるのですねぇ。「しづ心無く花の散るらん」と言ったところでしょうか。

　いつも歯科医院のブログなのに歯科の話が全くありません。矯正歯科なのに矯正の話も全くありません。今後少しだけ矯正の話も混ぜてみようかと思います。今日は簡単に費用の話。

　現在の日本の決まりでは「病気」に対する治療に関し「保険適応」されることになっています。そうすると「むし歯予防」を含め、口の中の環境を整えるための「矯正歯科治療」も予防的な治療に入ることから一部の先天性疾患や顎離断手術（難しい言葉ですよね。あごを切り離す手術のことです）を併用する治療以外は保険の適応になりません。患者さんの負担がとても大きくなります。

　これは以前、国内中で多くのむし歯があふれ、その治療が急務だったことに端を発します。しかし、以前に比べ虫歯が減ってきた昨今（それでも秋田県は全国で1、2を争うむし歯多数県です）、保険治療にも継続してむし歯予防がなされた場合、保険適応になるなど、状況が変わってきています。事が起こってから対応するよりも、事が起こらないよう対応を取るほうが本当は筋ですし、医療費も安く済みます。国でも徐々に対応が変わってきているように思います。

　矯正歯科治療は、現状では保険適応にならないので、患者さんの負担が大きいことは先ほど述べたとおりです。しかし、むし歯と同じ理屈で、良い環境を整えておけば、先々の医療費が軽減され、人の状態によっても異なりますが30代くらいから合計でかかった医療費が逆転する（矯正治療など、予防的な医療を行なったほうが医療費が安くなる）ことが欧米の試算でわかっています。ですから欧米は、むし歯の問題を解決し、予防的な医療へとシフトしてきています。もちろん制度もその様に変わってきました。

　日本の医療制度が良いとか悪いではなく、僕らが患者さんも巻き込んで、むし歯の問題を解決しなければなりません。その先に、新しい予防的な医療の世界が開けてくるのだと思います。「悪くなったら治す」のではなく「悪くならないようにする」ことが一番の健康、幸せなことだと思うのです。自分の体を大切にしていきませんか。

　7月末から暑さのせいでしょうか、少し体調を崩しました。それをきっかけに小学校から大学までとても尊敬できる先輩の医師に診てもらい、当座の生活の節制と、無理をしない様指示を頂きました。体調は悪かったのですが、先輩の診療を受けられることは嬉しく、また、その指示を折角だから守ろうと、その後はキャンセルできる予定は全てキャンセルして、穏やかに過ごしています。体調もだいぶ良くなり、先輩からのアドバイスに感謝しています。

　そういった時期なのでしょうか、この1か月は懐かしい同級生に偶然に会ったり（○だ●すっ！）、また、別な高校の同級生と一緒に仕事をする機械を得たり（野口君いつも本当にありがとう）、古くからの友人、知人に助けられることがたくさんありました。昨日は、突然だったのですが大学の同級生から連絡があり、仕事のあと2人で飲みに行ってきました。「飲みに行った」といっても同級生も僕も、「フリー」をジョッキで頼み、近況や他愛の無い話しをし、気持ちもすっきりして今日の仕事に望みました。

　また、最近は同級生、先輩、後輩、のお子さんを拝診する機会も増えました。自身の小学校から高校までを振り返ると、決して優等生とは言えず、人付き合いも上手とは言えないと思っていますが、そんな自分を知っている方でも、来て頂けるということに感謝せずにはいられません。昔の仲間を大切にと改めて思う次第です。

　穏やかに過ごすことで、色々なことが少し違ったように見えます。もちろん良い方に。きっかけをくれたこの夏の暑さも、少し崩れた体調にも今は感謝です。そういえばよく恩師の三谷教授が言っていました。「ゆっくりと急げ」

　今年の春は遅くまで寒さが残り、いったいどのような夏になるのかと思っていました。ふたを開けてみればこの猛暑、季節や天候はわかりませんねぇ。そんな中でも夏物のセールも終わり、夏祭りも終わり、原爆記念日も終わり、今は甲子園、そしてお盆の目の前です。夜の風は涼しく感じ、虫の声も聴こえるようになりました。少しずつ秋がこちらに向かっているのかもしれません。

　今日はお盆休み前の最後の診療日です。当院では、お盆休み中のトラブルを避けるため、よほど治療を急ぐなどの事情が無ければ、大きな調整は直前でしないことにしています。そうしますと、予約はお盆で帰省された経過観察中の懐かしい顔が揃います。患者さんも、私たちも色々な苦労を重ね現在の良好な口の中があるわけで、そのメインテナンスにいらっしゃる顔は皆さん日に焼けていたり、充実した顔をしています。近況をお聞かせ頂き、口の中のトラブルをチェックし、大方は何もトラブルが無く、口の中の汚れをリセットしてまた半年後に元気な顔をお見せいただくことになります。

　先夕、車のラジオから森山直太朗の「夏の終わり」が流れてきました。「ただあなたに合いたくて...」というフレーズが、私を取り巻いてくださる多くの方々、もちろん患者さんも、を想いだし、今年もそういう季節なのだなぁと思いました。当院は16日まで休診です。その間、充分静養して残りに向かい英気を養いたいと思います。もちろんご先祖様にも手を合わせに行きます。皆様も、静かな心でお過ごしください。

　8月に入り、長雨もやっと上がり、旭川の水もだいぶ落ち着き、透明になりました。竿灯が始まり、夏真っ盛りです。8月、いくつかのお知らせがあります。

　既に終盤になってしまいましたが、竿灯期間中は夕方5時以降、医院前の道路や周辺が大変込み合います。医院としても早めに予約を取って早めにお帰り頂けるよう努力いたしますが、あまり遅い時間の来院はお勧めいたしません（特に市外の方）。余裕を持って予約を取られるようお願いいたします。また、夏休みは帰省により経過観察の患者さんの予約が増えます。少し予約が込み合って、ご希望の時間に予約が取れないこともございます。悪しからずご了承ください。

　また、8月13日（金曜日）から8月16日（月曜日）まで、お盆休みを頂きます。夏休みは装置装着の方が多いのですが、トラブルがあっては楽しいお休みは過ごせません。何か問題があるようであれば、早めにご連絡ください。当院が休診の場合でも「秋田タウン情報」に掲載されている「秋田矯正医会」のメンバー同士で、急患に対応する約束をしております。当院休診の際はそちらにご連絡ください（実費がかかることがあります）。

　先日、歯科衛生士の専門誌に当院の吉田がちょこっと載りました（写真）。まだ彼女が講演会を開けるほどにはなっていないのですが、それであってもなかなか縁と機会が無ければこういった掲載の機会もありません。昨年、予防プログラムで「タフトクラブ」に掲載されていて、1年に2度の登場は、偶然とは言え、すごいことだと思います。幸い、この仕事にもやりがいを感じてくれているようで、まぁ、そのうち講習会でも開けるようになるのではないでしょうか（笑、でもひょっとして...！）。スタッフのやりがいや喜びは、自身のとても大きな喜びです。そして間違いなく患者さんのためになります。どんどん、新しい、正しい知識と技術を身につけて欲しいと思います。そして、当院は吉田だけではありません。医院全体でこれらの研修を継続しています。みんな頑張ってますよっ！！