山内歯科・矯正歯科 診療方針
そもそも歯科の目的は「歯の寿命は人間の寿命を超える」ということだと思います。つまり死ぬまで自分の歯で美味しくものを食べることです。自分の歯でものを噛むことによる全身や脳に与える良い影響は徐々に解明されてきています。
ではそのために何をすれば良いのでしょうか。歯を長く残すことです。できるのか?できます。幾つかのデータの組み合わせで、総合的にはまだ仮説ですが
①むし歯を作らないこと
②健康な歯ぐきを保つこと
③バランスの良い咬み合せであること
これらはどれも歯を長く残すための必要条件だと考えます。
①は唾液テストを行い、患者さん個々のむし歯を作りやすい原因を分析し、対応を行います。乳幼児から老人まで行うことが出来ます。特に妊娠されたお母様には、お子さんのむし歯予防をこの時期から行っていただきたいと思います。こどものむし歯環境は親から引き継がれます。妊娠期がとても大切です。また、穴のあいた状態になるまでの過程も「むし歯」と考えます。穴があくまでの間に、それを未然に防ぐのが当院の目標です。
②は当院で新たに立ち上げた部門です。①と③は今までも行なってきましたが、その後メインテナンスをしっかり行なわないと歯周病が発症するケースをみてきました。健康な歯ぐきを保つためには定期的な歯石の除去、メインテナンスが必要です。歯科の目的を考えれば、矯正治療を受けた方だけに行うサービスであって良いわけがありません。希望される方すべてにこのサービスを提供するために別に「歯科」を立ち上げました。
①も②もともに細菌が引き起こす問題です。髪の毛が伸びるように、いくら歯みがき等を行っていても口の中の細菌は徐々に増えていきます。定期的に細菌の数をリセットすることにより①、②の問題を低く抑えることができます。
③は①、②を行いやすくし、歯に加わる力のバランスを整えるのに必要なことだと思います。①、②を希望される方で矯正治療を希望されない方に無理に押し付けるつもりはありません。矯正治療は長期にわたり、本人が必要と思わないかぎり最後までたどり着けません。ただし、患者さんの希望に出来るだけ近づくためにも、裏側からの見えない矯正治療などには今まで以上に技術の向上を行なって参ります。
「病的な状態を作らないための病院」がコンセプトです。ですので「歯科」を新たに開設いたしましたが「むし歯の治療」「歯周病の治療」「その他の観血的治療」は行ないません。あくまでも健康な状態を健康なまま保つ、それが目指すべきものだと考えています。もちろんむし歯になってしまえば、かかりつけの先生と協力して対応いたします。
そしてこのような医療は、家庭から成り立っています。むし歯、歯周病は感染症であり生活習慣病です。一家が揃って健康になることを目指しています。
